連載第4回「身近な薬の乱用から」掲載誌「季刊Be!」発売のお知らせ

連載「依存の入り口に立つ子どもたち」掲載の、季刊Be! 最新号(136号)が、本日発売されました。
第4回の今回は、「身近な薬の乱用から」というテーマです。
講演で地方に行った際、ある高校の養護教諭から、保健室で女子生徒の咳止め薬を預かって継続的に相談に乗っているという話を聞きました。
女子生徒は精神的に不安定になった時に、その薬を一度に何十錠と飲む習慣をやめられなくなり、養護教諭に相談してきたのです。
こうした市販薬や処方薬は、違法薬物と異なり子どもにも手を出しやすく、オーバードーズすれば体調不良につながりやすいため、大人がキャッチしやすい問題とも言えます。
その際の大人の対応は、子どものその後を左右しかねない重要なものです。
記事では、「その後」の明暗が分かれた二つのケースを中心に紹介しています。