連載「依存の入り口に立つ子どもたち」掲載の「季刊Be!」最新号、本日発売です。
第2回の今回は、「自傷行為は減ったのか」というテーマです。
きっかけは3年前、公立中学の養護教諭から「リストカットする子が減った」と言われたことでした。この学校だけの変化じゃないのかと他の中学の先生方にも聞いてみたところ、「確かに減りましたね」という答えが大半でした。ただ、その理由には気になる点がありました。
中学の保健室で把握できる自傷行為が減ったとして、喜ばしい変化と言えるのか――そんなことを高校の実態を紹介しつつ考える、というのが今回の趣旨です。