文藝春秋9月号「スクールセクハラ『犠牲者』たちの告発」のお知らせ

本日発売の文藝春秋9月号で、「スクールセクハラ『犠牲者』たちの告発」という記事が掲載されました。
教師による児童生徒への性的虐待です。

私は普段、記事の告知は「よろしければ」というスタンスなのですが、今回ばかりは「どうか読んでください」と祈るような気持ちです。
全国のすべての学校で、どの子どもにも起こりうる話だからです。こういう問題があること、子どもたちを守るにはどうしたらいいかを、すべての人に考えてほしいからです。

記事では20〜50代の被害者(男女とも)5人が告発してくれています。
「子どもじゃないの?」と思われるかもしれません。
被害に遭っている最中、直後には声をあげにくいのがスクールセクハラなのです(詳しくは記事で)。
と同時に、成人しても長く被害者を苦しめ続けるものでもあります。性被害がすべて辛いものであるのは当然ですが、スクールセクハラは安全であるはずの学校から起こり、学校生活という日常が丸ごと加害教師に侵害されてしまう。
その結果トラウマが残り、後から、時限爆弾のように心身の症状が出てくるのです。
加害教師はそんなこと知らないでしょうが……

今回、取材させていただいた方々と同じ願いを結集して、一つの力が生まれたような感覚があります。
もし、記事の方々と同じように声をあげたいという被害者の方がいたら、ぜひこのサイトのお問い合わせフォームよりご連絡いただければと思います。
発生した力を、さらに大きなものにできないかなと考えているので。次世代に同じ思いをさせないために。どうかよろしくお願いします。