連載「ルポ男児の性被害」第4回(文藝春秋電子版)について

連載「ルポ男児の性被害」第4回(6/19公開)は、前回に続き、元ジャニーズJr.の二本樹顕理さん。
前回は、メディアで初めての実名告発となりました。

それからわずか1か月間に起きた変化と、なお変わらざるものについて語っていただきました(リンクは末尾に)。

二本樹さんの1か月がどれほど目まぐるしかったかというと。

実名告発記事を出したのが5月13日。
翌14日には、ジャニーズ事務所・藤島ジュリー景子社長が、ジャニー喜多川前社長の性加害問題を謝罪する動画と文書を発表します。
二本樹さんとともに、15日にはコメント記事を出しました。その後はNHK「クローズアップ現代」をはじめ、数々のメディアで証言。
国会でのヒアリングにも参加します。
さらに他の被害者らとともに、児童虐待防止法改正を求める署名活動も行いました。

この連載を読んでいなくとも、二本樹さんのお顔をニュースなどで見かけた方は多かったのではないでしょうか。

しかし、ジャニーズ事務所からは接触がなかったのです。

数日違いで実名告発した橋田康さんには、ジュリー氏からアプローチがあり、対面での謝罪を受けたにもかかわらず、です。
相手によって対応を変えているな、とはっきり感じさせられました。
その間、事務所が何をしていたかといえば、情報番組に出演中の所属タレントにコメントをさせたり、問題含みの対応策を発表したり……。